日々の徒然や、思ったことなど。時々二次の小説。
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ロックオンお誕生日おめでとう話。彼は3月3日がお誕生日らしいです。ひなまつりで、こち亀の両津と同じ日だ。
ロク刹でいきたいけど、予定は未定。
ちなみに自分、まだ21話最後まで観てない人です。矛盾?そんなの知らないー。
ロク刹でいきたいけど、予定は未定。
ちなみに自分、まだ21話最後まで観てない人です。矛盾?そんなの知らないー。
「おめでとうニール。」
「母さん。ありがとう。」
「「おめでとーおにぃちゃん!!」」
「ありがとな、お前等。」
「よっ、相棒。おめっとさん。」
「…ん。さんきゅな。」
それはそれは幸せな光景。
おめでとうをあなたに
いつものように起きて、目をこすりながら廊下を歩いていて一回。
朝食のテーブル前で一回。
それから例の場所で一回。
あわせて三回。おめでとうを言われた回数だ。今日は俺、ニール・ディランディの誕生日。
大切な家族たちから祝いの言葉を貰って、プレゼントまで貰って、とても嬉しい。これからちょっと出かけるけど、夕食は家族みんなでパーティーの予定だ。きっといい一日になる。
母さんも妹たちも相棒もみんな揃って…そうだあいつも呼ばなきゃな。今日くらい、思う存分構い倒しても許してくれるだろう。
「あれ。」
俺はどうやってアイツと知り合ったんだ?
アイツは俺の大事な存在で…
みんなは…
『ゔぁぁぁあっ!!!』
「…ン。ロックオン!」
「……っぁ。」
目に飛び込んできたのは、心配そうな表情の刹那。そうか、昨日はあのまま寝ちゃった訳か。
「起こしてすまない。苦しそうだったから…」
眉を下げたままの刹那の頭を、ぽんぽんと軽く叩く。
「ありがとな、刹那。夢みてたんだが、ちっとばかしいろいろ思い出して…って、お前その格好どうしたんだ!?」
行為の後そのまま眠ったから、裸であるのはわかる。しかし、今の刹那にはどういう訳か赤いリボンがところどころに絡み付いている。赤茶の肌にそのリボンはよくはえていて、正直…。
「…う。」
「え?」
鎌首をもたげ始めたよからぬ思いを払ったのは、刹那の呟きだった。
「誕生日おめでとう。ロックオン。」
「!」
…つーとあれか。プレゼントは私、って男のロマンの。いやそれよりも。
「え、刹那俺の誕生日覚えててくれたんか?」
「当たり前だ。」
うわ、どうしようすっげぇ…
「めちゃくちゃ嬉しい…。」
以前ぽろっともらした(その直後ティエリアに機密漏洩で責められたが)だけの誕生日を覚えててくれて、なおかつ俺の誕生日のためにわざわざ色々考えてくれたであろうことが、どうしようもなく嬉しい。
「…ロックオン。」
「?」
にやにやする顔を抑え切れずにいると、伏し目がちにもじもじしながら刹那が声をかけてきた。
何か言い掛けては口籠もるという動作を繰り返す。刹那にしては珍しい様子だ。やがて意を決したのか、リボンはそのままに、潤んだ瞳に赤く染まった頬、更には上目遣いという凶悪なまでの可愛らしさで爆弾発言を投下した。
「…プ、『プレゼントは私』だ……。」
…その瞬間、俺の理性の糸は容易く切れることとなった。
*****
「ところで刹那、お前よくあんなことまでしてくれたな。」
誕生日プレゼントを満喫した後で、素朴な疑問を聞いてみる。よくもあんなマニアックなシチュエーションを用意しようと考えたもんだ。
「…アレルヤに『成人男性が一番喜びそうなものって何だ』と尋ねたら『そりゃ裸にリボンつけた恋人が「プレゼントは私」っつってご奉仕じゃねぇ?』と教えてくれた。」
「ぶっ!」
予想外過ぎる答えに思わず吹き出す。まさか、アレルヤの入れ知恵とは。
(アレルヤ、お前…感謝はするけどそんなこと言うなんて。お前も男だったんだな、てかおっさん臭…。)
それから暫く、アレルヤに対してよそよそしくなってしまったのは、俺のせいだけじゃないと思う。
「…僕、何か悪いことでもしたのかなぁ………。」
刹那に入れ知恵したのはハレルヤです。刹那は気付いてない。
一番におめでとうを言おうと思って前日の夜から一緒にいたけど、ベッドに傾れ込んで、それから眠ってしまったせっちゃん。夜中目が覚めてから、ロクを起こさないように気を付けながらリボン巻いてたけど、不器用さも手伝って巻ききれないうちに兄貴がテロの夢にうなされて…って設定。
あれ、夢の中で先におめでとう言われてしまったの知って、やきもちやく刹那はどこいったんだろ。
「母さん。ありがとう。」
「「おめでとーおにぃちゃん!!」」
「ありがとな、お前等。」
「よっ、相棒。おめっとさん。」
「…ん。さんきゅな。」
それはそれは幸せな光景。
おめでとうをあなたに
いつものように起きて、目をこすりながら廊下を歩いていて一回。
朝食のテーブル前で一回。
それから例の場所で一回。
あわせて三回。おめでとうを言われた回数だ。今日は俺、ニール・ディランディの誕生日。
大切な家族たちから祝いの言葉を貰って、プレゼントまで貰って、とても嬉しい。これからちょっと出かけるけど、夕食は家族みんなでパーティーの予定だ。きっといい一日になる。
母さんも妹たちも相棒もみんな揃って…そうだあいつも呼ばなきゃな。今日くらい、思う存分構い倒しても許してくれるだろう。
「あれ。」
俺はどうやってアイツと知り合ったんだ?
アイツは俺の大事な存在で…
みんなは…
『ゔぁぁぁあっ!!!』
「…ン。ロックオン!」
「……っぁ。」
目に飛び込んできたのは、心配そうな表情の刹那。そうか、昨日はあのまま寝ちゃった訳か。
「起こしてすまない。苦しそうだったから…」
眉を下げたままの刹那の頭を、ぽんぽんと軽く叩く。
「ありがとな、刹那。夢みてたんだが、ちっとばかしいろいろ思い出して…って、お前その格好どうしたんだ!?」
行為の後そのまま眠ったから、裸であるのはわかる。しかし、今の刹那にはどういう訳か赤いリボンがところどころに絡み付いている。赤茶の肌にそのリボンはよくはえていて、正直…。
「…う。」
「え?」
鎌首をもたげ始めたよからぬ思いを払ったのは、刹那の呟きだった。
「誕生日おめでとう。ロックオン。」
「!」
…つーとあれか。プレゼントは私、って男のロマンの。いやそれよりも。
「え、刹那俺の誕生日覚えててくれたんか?」
「当たり前だ。」
うわ、どうしようすっげぇ…
「めちゃくちゃ嬉しい…。」
以前ぽろっともらした(その直後ティエリアに機密漏洩で責められたが)だけの誕生日を覚えててくれて、なおかつ俺の誕生日のためにわざわざ色々考えてくれたであろうことが、どうしようもなく嬉しい。
「…ロックオン。」
「?」
にやにやする顔を抑え切れずにいると、伏し目がちにもじもじしながら刹那が声をかけてきた。
何か言い掛けては口籠もるという動作を繰り返す。刹那にしては珍しい様子だ。やがて意を決したのか、リボンはそのままに、潤んだ瞳に赤く染まった頬、更には上目遣いという凶悪なまでの可愛らしさで爆弾発言を投下した。
「…プ、『プレゼントは私』だ……。」
…その瞬間、俺の理性の糸は容易く切れることとなった。
*****
「ところで刹那、お前よくあんなことまでしてくれたな。」
誕生日プレゼントを満喫した後で、素朴な疑問を聞いてみる。よくもあんなマニアックなシチュエーションを用意しようと考えたもんだ。
「…アレルヤに『成人男性が一番喜びそうなものって何だ』と尋ねたら『そりゃ裸にリボンつけた恋人が「プレゼントは私」っつってご奉仕じゃねぇ?』と教えてくれた。」
「ぶっ!」
予想外過ぎる答えに思わず吹き出す。まさか、アレルヤの入れ知恵とは。
(アレルヤ、お前…感謝はするけどそんなこと言うなんて。お前も男だったんだな、てかおっさん臭…。)
それから暫く、アレルヤに対してよそよそしくなってしまったのは、俺のせいだけじゃないと思う。
「…僕、何か悪いことでもしたのかなぁ………。」
刹那に入れ知恵したのはハレルヤです。刹那は気付いてない。
一番におめでとうを言おうと思って前日の夜から一緒にいたけど、ベッドに傾れ込んで、それから眠ってしまったせっちゃん。夜中目が覚めてから、ロクを起こさないように気を付けながらリボン巻いてたけど、不器用さも手伝って巻ききれないうちに兄貴がテロの夢にうなされて…って設定。
あれ、夢の中で先におめでとう言われてしまったの知って、やきもちやく刹那はどこいったんだろ。
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